【就活】【転職】面接評価の考え方

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前回は「個人面接」「グループ面接」を行う、企業側の考え方の違いを記載しました。
今回は「面接」評価方法について、企業側はどのような考え方をしているか記載していきます。

まず、「日本の新卒採用」の特徴として、面接に参加する就活生は、基本的には働いた経験がありません。
働いた経験がないにもかかわらず、自社で活躍をするかを見極めるのはどんなに多くの面接をしている人でも非常に難しいことです。

運営者が自身の就職活動時から愛読している『ほぼ日』の就職論で、「KIZUNAパートナーズ」代表取締役社長・河野晴樹さんは、

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結局、採用面接って
人間が人間を見るわけですから、
今でも絶対的な自信なんてないんです。

とくに学生さんって、企業側から見ると
いちばん、自信が持てない。

エグゼクティブの面接が
いちばん分かりやすくて、
学生の面接が、いちばん難しいんです。
『ほぼ日』の就職論　面接試験の本当の対策　第3回　インディペンデントでいられるかより引用
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と言っています。

就職活動を行う方も似たような思いや不安があるかもしれませんが、
面接時は、「絶対活躍します」というようなスタンスで面接には望んでください。

そのような状況下で新卒の採用活動を企業側はどのような考え方で面接の評価を行っているかを下記にに記していきます。

その回答の一つに、「コンピテンシー面接」という面接方法があります。

「コンピテンシー面接」とは、
一つの話題について掘り下げ、志向性や行動の動機などを見極める面接方法です。

例えば就活生が学生時代の部活動で、試合に出られなくなった際にどのような行動をしたかを聞き出したとします。

チームメイトから自身の課題を教えてもらい、苦手なプレーを練習し、再び試合に出られるようになり、活躍をしたエピソードをなど面接時に伝えたとしましょう。

上記のようなエピソードが語れる就活生の評価は、
・試合に出れないことに向き合える人。
・自身の課題を素直にほかの人に聞ける人。
・課題を克服する考え方がある人
・課題を克服する努力ができる人

というような評価を得ることができるはずです。

細かく書いていけば、ほかの要因も出てくるかもしれませんが、
就活生の過去の事象から自社でも同じような行動、例えば、

・結果が出ないことに向き合える。
・課題を素直にほかの人に聞き把握する。
・聞いた課題を克服する考え方がある。
・課題を克服するための努力をする。

というようなことを仕事でも行ったうえで活躍をしてくれる可能性が高いのではないかと評価をするのが、「コンピテンシー面接」となります。

この「コンピテンシー面接」は大手企業や国家公務員の採用試験でも導入をされています。
※気になる人は「コンピテンシー面接」で検索をしてみてください。

あくまで一つの事象について掘り下げて、面接者の「コンピテンシー」を確認をするため、
エピソードを誇張することやウソを用意することが難しくなります。

このあたりは「自己分析」ができていないと回答が難しくなってしまう部分になりえます。

逆にいうと「コンピテンシー面接」を実施している企業から評価を得ることができれば、
自身が活躍できる可能性が高い企業ということが言えます。

そういう意味では、
「コンピテンシー面接」でも明確な回答ができる準備を「自己分析」で行い、
自身が選考を受ける企業で活躍できる要素を「企業研究」で把握し、面接時に伝えられるようになれば、
面接の準備としては、「いい準備」といえるのではないでしょうか。

参考文献：

運営者