前回は面接評価方法に「コンピテンシー面接」という考え方があることを記載していきました。
それではほかにどんな面接評価方法があるかを考えてみましょう。
転職活動を行う方の場合は、その業界での「経験」・「知識」があるかは結果に大きく影響が出ます。
新卒採用時の面接のよりも中途採用時の面接のほうが、「就業経験」があるため、その時の状況を深堀されます。
・長く勤務ができるか
・活躍ができるか
・職場になじめるか
・勤務後のキャリア形成ができるか
という部分は、過去の話を深堀することで企業側としても、「自社で活躍するか」どうかをイメージがしやすいため確認をするのです。
また採用をしたいポジションの業務を行える
「スキル」があるかどうか
という部分も、過去の経験や考え方から推測をすることは容易といえます。
しかし、中途採用でも未経験者、いわゆる第二新卒になると話は変わります。
・職場になじめるか
という部分は
これまでの勤務態度や転職理由から推測をすることができます。
ただ、
・活躍ができるか
という部分は、新卒採用の面接時同様に「コンピテンシー面接」と同じような考え方にならなず得ません。
だからからこそ、就職活動、転職活動時の面接では、新卒就活・転職する方問わず、
「成功をしたい」「キャリアを築いていきたい」という「覚悟」をアピールする必要があります。
面接に参加する時点で、「やる気がある」というのは大前提なのですが、残念ながら企業側にはそのような考え方はあまりないと思ってください。
「思いは言葉にすることが重要です！」
また、最後にお伝えしたいことは、面接を通じて面接官は、
「あなたと一緒に働きたいか」
という目で面接結果を考えています。
もちろん、選考に参加するみなさんも「この会社で働きたいか」ということを考えていると思いますが企業側も同様の考えていることは意識してみてください。
今回は企業側の面接官が考えていることを記載してみました。次回以降は具体的な面接準備などについて記していきたいと思います。
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